住宅ローン金利の動向について | ブログ | センチュリー21 HIDAMARI HOUSE

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今回は、日本銀行の政策変更に伴う住宅金利の動向についてご案内させて頂きます。

【総括】

２３年３月期最大の住宅ローン実行額であった住信SBIネット銀行の短期プライムレートが５月１日より０．１％上昇することで、ローン実行金利が上昇する可能性が出て参りました。

５月以降の住信SBIネット銀行の情勢如何によっては１０月時の見直し期に多くの銀行が短期プライムレートを調整する可能性もあり、優遇金利幅縮小前に住み替えを実現することも手でしょう。

【概要】

日本銀行が3月にマイナス金利政策を解除してから、住信SBIネット銀行が短期融資の基準となる短期プライムレートを0.1％引き上げて1.775％にすると発表しました。5月1日からの適用となるようで、同行の借入について金利が上昇する可能性が高まりました。

今までの住信SBIネット銀行では、変動金利型住宅ローンの基準金利が2.475％、最優遇金利が0.298％でしたが、最も多くの銀行が設定している年1.475％の短期プライムレートを上回る設定となったことで、金利が上がる可能性が出て参りました。

住信SBIネット銀行の23年3月期の住宅ローン実行額は1兆４０００億円と、メガバンクの融資額を上回っており、影響力も大きそうです。

最優遇金利が上昇した場合、新しく住宅ローンの借入を検討している方は、他行の比較も視野に入るかもしれません。

また、借入期間の延長を検討をする可能性も出て参りました。

毎年４月並びに１０月に見直しをされる変動金利の為、５月以降の住信SBIネット銀行の動き如何によっては、１０月の見直し期に大きく動く可能性もございます。

優遇金利幅の縮小を招く前にお早目にお住み替えを検討するのも手ではないでしょうか。

ご不明な点等ございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。