マンション購入を検討する際検討したい建替え時の費用等 | ブログ | センチュリー21 HIDAMARI HOUSE

マンションの購入時に知っておきたい建替え時の費用等についててお調べの方にお役立ち情報です

はじめまして。京王線北野駅・ＪＲ横浜線片倉駅で営業しておりますセンチュリー21ＨＩＤＡＭＡＲＩ　ＨＯＵＳＥです。

今回は、マンション購入時に知っておきたい建替え時の費用等についてご案内させて頂きます。

【総括】

中古マンションを検討する際、平均寿命と照らし合わせて何年位居住する可能性があるか試算してみましょう。

建替えの発生する可能性のあるマンションを検討する際は、その時までに建替え費用を捻出できるかシュミレーションしてみると良いでしょう。

【概要】

マンションの建て替えの合意形成には長い期間を要し、その間に相続や売買により権利者が変っていくため、調整が難航することも多いようです。

2002年に制定されたマンション建て替え円滑化法による建て替え実績は、23年までに114件にとどまり、年間平均5件ほどしか活用されていないようです。

原因として3点

①    建替えに係る費用負担の増大

②    区分所有者の高齢化

③    面積要件

①    については、資材や人件費の高騰を受け、2017～21年には1941万円程迄建替え時に係る負担額が上昇、法的な制限により階数や戸数が増やしにくい中、貯蓄を生活費に充当したい高齢者層からの合意を困難にしているようです。

②    については、国土交通省の発表によると築40年以上のマンションにおける世帯主が70歳以上の割合は48％に上るようです。将来を見据えて資産価値を高める建替えを進めたい若い世代とあまり意欲的でない高齢者層との合意が築年数が古くなるほど困難になっている様です。

③    については、国の制度として建て替え後に1戸当たり原則50㎡以上を確保するように定められており、その前提は平均入居者数の4人です。しかしながら持ち家の入居者数は2.35人と減少傾向にある中、コンパクトな住居を求める声も高まっている様です。

以上のことを踏まえて、建替え時の費用を計画的に用意可能か、あるいは必要最低限の面積を抑えることが可能か一度検討してみてはいかがでしょうか

ご不明な点等ございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。